サッカーのある生活...

育成年代のサッカーに関わる指導者の奮闘記

【サッカーと社会人基礎力】

おはようございます。

3日ぶりの更新で失礼しました...全国大会に向けた準備でバタバタとしております。コロナ禍での全国大会。まずは安全に試合会場まで着くことが最優先ですから、とにかく健康管理です。選手だけではなく、ご家庭の理解と協力は欠かせません。

短期決戦の大会は、グランド上のパフォーマンスだけで勝てるほど甘いものではありません。

これまでの積み上げをベースにしながら大会期間中の日常での過ごし方や取り組み方、チームとしての一体感が必要不可欠です。当たり前の話ですが、試合に出場する選手だけでなく出場しない選手もチームの為に何が出来るか?を考えて行動しなければなりません。そしてお互いの立場をお互いにリスペクト出来る関係にチームをマネージメントしていくことが大切です。

そういった環境が作り上げられるようにサポートしていきたいと思っています。

一方で試合に出なければ行く意味がない...そんな見方をされる方もいるかもしれません。時間もお金もかけて参加する訳ですから、何か形になる時間を過ごして欲しいと思うのは当たり前です。そんな時は少し違った視点から育成年代のサッカーを捉えてみると良いかもしれません。

経済産業省『社会人基礎力』についてf:id:kuniootsuki:20210813113110j:image

https://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/index.html

内容を見て頂けると解ると思いますが、サッカーで求められていることと何も変わりません...社会で生き抜く力を養うのに、サッカーは非常に有意義なのです。

しかし、このような視点でサッカー(スポーツ)を捉えられる指導者が少ないこと、サッカー(スポーツ)をこのような視点に翻訳出来る人材が少ないことが〝サッカー(スポーツ)〟に対する誤解を生んでいるような気がしています。経済産業省の提唱している内容を見ると、もはや世間で言う体育会系というグループ分けにも疑問が残ります。※いやいや違うでしょ?って人もいますけどね笑

ここで紹介させて頂いた視点を持つサッカークラブが増えてきたら、育成年代のサッカーの見方、可能性が拡がるような気がします。

何かで上を目指していく作業の中で、人間的に求められること、精神的に求められることに大きな違いはありません。

勉強で頑張ること、スポーツで頑張ること、音楽で頑張ること...どんなことに取り組んでいても上を目指した時にぶつかる壁は同じような気がします。