サッカーのある生活...

育成年代のサッカーに関わる指導者の奮闘記

【夏休みの振り返り】

こんにちは。

8月も最後の週末を迎えました。子ども達も夏休みの宿題の最後の追い込みに入っていることでしょう...我が家も頑張ってます。

地域によっては、学校がスタートしているところもあるようですが、感染症が近くまで迫っていますから各学校、地域の判断が難しいところだと思います。

この夏はとても充実した時間となりましたが、気を付けなければならないことが多かった夏でもありました。特に『感染者や体調不良者を出さずに全国大会に行く!』ことが最初の目標でした。

無事に全国大会まで辿り着けば、大会期間中に体調不良者を出さないこと...とにかくこれまで以上に細かな気を遣いながらの生活を続けました。

f:id:kuniootsuki:20210829104922j:image暑さ対策のために各選手のバケツを準備して水に顔を付けたり、手を冷やしたり、タオルを冷やしたり...共有しないようにしました。

f:id:kuniootsuki:20210829104919j:imageタオルは毎晩、洗って畳んでいました。畳まなくても使用するには問題ないですが、気持ち良く使ってもらえるかな?と少しでも良い状態で試合をして欲しいと思っていました。

f:id:kuniootsuki:20210829104915j:imageボトルの洗浄は特に気を付けていました。各選手の名前を貼って管理していました。感染症だけではなく食中毒などの可能性あります。

f:id:kuniootsuki:20210829124134j:image毎日の洗濯もスタッフで行いました...本当はやらせたいですが...

各選手達の自立を促すためにも自分のことを自分でやらせるのは当たり前の指導ですし、必要なことだと理解しています。しかし、こういった状況下の中で何か問題が起こるかもしれない...今回ばかりは限られたスタッフで毎日、行いました。

こういった毎日の作業を繰り返す中で、選手達自身が自己管理に甘さを見せたり、やるべきことをやらなかった時にはより厳しく指導出来たと思っています。我々が本気の姿勢を見せて伝えるべきだと感じました。

家庭、スタッフ、仲間への感謝とリスペクト。他者を思いやる気持ちがそれぞれの役割を果たそうとする責任に育っていったようにも思いました。まだまだ多感な中学生ですから、普段の生活に戻っても自分を律して行動することは難しいかもしれません。しかし、もう中学生だと言う見方も出来ます。

勝っても、負けても取り組む姿勢を大切にすること、やるべきことを繰り返すこと...彼等が学んだことは大会での結果だけではなかったのだと感じています。

全国大会から戻るとサッカースクールに直行です。心と身体が追っ付かないところもありましたが、子ども達も楽しみにしていると話を聞いていました。『ジャガイモを掘りに北海道に行っている』ことになっていました(笑)

8月はあっという間に過ぎ去って行きました。今日から少しだけお休みを頂きます...