サッカーのある生活...

育成年代のサッカーに関わる指導者の奮闘記

【週末のお話】

おはようございます。

先週末は土曜日にU-13公式戦、日曜日は朝からスクールイベント→U-14トレーニング→U-15の公式戦と目白押しのスケジュールとなりました。

そのそれぞれに見えない下準備がありますから、1つのスケジュールに対する準備には時間がかかっています。

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写真は土曜日のU-13。公式戦ではありますが全員が出場して全員が同じ想いを共有するという意味では非常に良い経験となりました。何が出来て、何が出来ないのか?を確認するには、自分で経験することが大切でしょう。そのようなアプローチをされている先輩コーチの言葉の1つ1つが本当に勉強になります。

試合の勝ち負けだけではなく、〝勝利に向かってどう取り組んだのか?〟という過程にフォーカスし評価していくことが最終的な結果に繋がりやすいのだと思います。(※勝ち負けに対する拘りがないということではありません。むしろそこへのアプローチは全力です。子ども達を見守るスタンスの問題です。)

特にジュニアユース年代は、180㎝の子もいれば、150㎝の子もいる。筋肉質な子もいれば、細身の子もいる。とにかく個々の成長による差が大きいのです。その中で何を見ていくのか?というのが、大切なポイントでしょう。

そしてここで大切なのは、〝自己肯定感〟なのだと思っています。大人に近付いていくと、組織やグループの中での自分を意識するようになります。その中でミスを指摘され、勝ち負けや結果だけにさらされていたらどうでしょうか?チャレンジする姿勢を失い、本来持っていた力も削ぎ落とされてしまうかもしれません。これは大人の社会にもよくあることだと思っています。

〝自分はこの組織やグループで認められているという実感〟が積極的な行動を促していくのではないでしょうか。その中で軌道修正をすることも必要ですし、時には自己表現を間違えてしまうこともあります。そうなったら正していけば良いのだと思うのです。

 

◼️スクールイベント

スクールイベントは、自分にとっても大切なイベントです。

子ども達への声の掛け方には工夫をするようにしています。声の掛け方次第では劇的に行動が変わっていくので、それを間近で見ていると嬉しくなります。

今は小さな時からサッカーをしている子が多くて、出来る、出来ないのジャッジが早過ぎるような気がします。

〝サッカーが好き〟なだけではダメなのかな?自分はそういった子ども達を増やしていくのが指導者の役割だと思っています。

◼️サカママ

サカママ誌面に暁星国際中学サッカー部小林監督とのインタビュー記事が掲載されています。【クラブチームと部活動、それぞれの“魅力”とは?】是非、ご一読ください。

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https://soccermama.jp/gallery/soccermama_39