サッカーのある生活...

育成年代のサッカーに関わる指導者の奮闘記

【自分を表現することは簡単なことではない】※追記あり

こんにちは。

感染症の再拡大を受けて公式戦の延期が発表されました。若年層の感染が拡大していますから、仕方のないことだと思います。

〝重症化しない〟という報道もありますが、リスクのある行動は避けたいところ...日々、近くまで迫ってきているのを実感しています。

出来ることをやるのみです。

さて、今日は朝から息子をサッカー教室に連れて行ってきました。初めて会う子ばかりですから、緊張した様子でサッカーしてました。

いつもとは違った環境に身を置くことで気が付けることもあります。息子を参加させたのは、サッカーが出来るとか出来ないとかではなく、初めて会った色んな子ども達と一緒にプレーする機会を作りたかったからなんです。

〝思い切りプレー出来るかどうか?〟は、サッカーの技術的なこと以上に周囲との関係作りや自分を表現出来るか?といった内面的な部分が大半を占めているように思います。

自分に自信があれば、表現することは難しいことではないかもしれません。しかし、みんながみんなそうではありません...自分を表現することは難しいことだと思います。

周囲にどう思われるかな?

何か言われたらどうしよう...

そんな不安を抱えている子ども達もいると思います。子ども達の何だか動きの悪い様子を見てヤキモキしてしまう保護者の方も多いのではないでしょうか?

ただこんな時の親の過剰な心配とイライラした発言は、子ども達にとって悪影響になってしまいます...一番の理解者であり味方にならなければならない親が余裕を失ってしまっては子ども達は気持ちの拠り所をなくしてしまいます。余裕を持った見守り、働き掛けが子ども達の自己肯定感を育んでいきます。

そのベースの上にある〝日常の指導者の働き掛け〟が子ども達の表現力に繋がっていくのだと思います。指導者側は子ども達一人一人が〝自分という存在が周囲に認められていると実感出来る〟ような雰囲気作りを心掛ける必要がありますね。

→保護者と指導者が同じ方向を向いて子ども達を見守る必要があります。だからこそコミュニケーションが欠かせないのです。

この空気感というか、雰囲気を作っていく作業は、当然マニュアル本には書いてはいません。人と接している以上、その時々の感情や雰囲気を感じ取って言葉にしなければならないからです。だからこそ指導者側には様々な角度で物を見ることが出来る感覚が必要なのです。

良さを実感出来るような声掛け、仲間同士を繋げるような働き掛け、出来るだけ具体的に良さを伝えてあげると良いでしょう。

過去の記事ですが、こちらも参考にしてください。

soccermama.jp

実際は大人の社会の中でも同じようなことがあると思います。それぞれの良さを活かすような組織作り、雰囲気作りを意識していきたいですね。