サッカーのある生活...

育成年代のサッカーに関わる指導者の奮闘記

【部活問題を考える】

おはようございます。

陽の光で目が覚めてしまい、そのまま早起きをしてしまいました。まだ寝れたのに...と損をした気分になった朝です。

高校サッカー体罰問題に始まり、改めて部活動の存在意義が話題になっていますね。部活動は教育の一環という位置付けということは解ります。しかし、そのイメージは厳しいトレーニング、理不尽に耐えることで人は成長するものだという風潮がどこか垣間見えてしまいます。

とは言え、子ども達を甘やかした挙句に困難に立ち向かえない、逃げてしまうような大人に育ててしまうのは違います。つまり、そこに人を育てるノウハウと経験が必要であり、指導者が問われる部分なのだと思います。

自分自身と向き合い、力を蓄える時間、困難を乗り越えていく時間は誰にでも必要なことだと思います。しかし、じっと我慢をして暴力や心無い言葉によって心を奪われてしまうようなことがあってはなりません。

これはサッカーだけに限ったことではなく、スポーツ界全体にある話だと思います。罵声や暴力はジュニア年代から聞く話です...行き過ぎた勝利至上主義なのか、我が子に対する行き過ぎた期待なのか...要するに人の問題が大きいのです。

大人の役割は、成長する為に必要な知恵と勇気を与えることだと思っています。

ゆっくりでも良いのです。子ども達が自分のペースで物事を理解出来るような社会を作っていきたいですね。

https://number.bunshun.jp/articles/-/853125?page=1