サッカーのある生活...

育成年代のサッカーに関わる指導者の奮闘記

【雑感】※追記あり

自分は誰かを否定して自分を肯定しようとする人が苦手です。

〝自分の方が解っている〟

〝自分の方が優れている〟

そうやって自分自身を正当化しているのかもしれないけど...それを態度や口に出してしまうと不快に感じる人もいるということです。

本当に力のある人は、他人を下に見るような行為はしないし、そんなことをしなくても〝この人凄いなぁ〟とか〝こんな風になりたいなぁ〟と自然となっていくものなんですよね。

 

相手の立場や状況を考えて、そこに寄り添えるような社会になると良いなぁと思います。

少しの気遣いや心遣いで勇気を貰える人、頑張ろうって思う人が沢山いると思うんです。

それを制度やルールだけで縛ってしまうと苦しくなる。

それで楽になる部分もあるのかもしれないけど、そこの give & takeというかお互いを尊重する気持ちが大切なのであって、そういう心が希薄になってきているのかな?と感じたりしています。

だからこそ〝人に興味を持つこと〟が大切だと思うのです。

良い意味でも悪い意味でも、関わる人に興味を持つ。なんでこういう思考なのかな?とかなんでそう思うのかな?とか根底にある何かがあるからだったりするものです。

希薄になってきた人間関係...表面的に見えている部分でしか評価、判断出来なくなるとその〝人〟の抱えている問題の本質に気が付けなかったりします。もちろん全てを解決してあげることは出来ないかもしれませんが、そういう想いや背景があるということを解ってくれているだけで勇気が湧いてくるものではないのかなと。

だからこそグループやチームで違うことをやれば良いのになぁと思うのです。※企業の開催する運動会とか良い取り組みだなぁと思ったりします。

話を戻すと...〝子どもの教育〟も同じだと思うんです。背景があって、その子の色がある。

もちろん技術や戦術も大切なんだけど、サッカーだけを観て、その子の全てを評価、判断することは難しい。だからこそ少しだけでも良いので背景を知っておくこと、知ろうと歩み寄ることが大事なんだと思っています。

とにかく表面的な部分、見えている部分だけで何かを判断してはいけないと思っています。

人って単純でいようとするけど、単純ではないですよね。もっと他人に興味を持つこと、斜に構えるのではなくて愛情を持って接すること。

まずは大人がそう在るべきなのではないかと思っています。