サッカーのある生活...

育成年代のサッカーに関わる指導者の奮闘記

【勝敗だけでは見えないこと】

お疲れ様です。

夕方から寝てしまったせいか、変な時間に目が覚めてしまいました。

土曜日は、担当している中学生の公式戦でした。会場となったのは、県内有数のスポーツ学校。広大な敷地の中にグラウンドが2面、野球場、室内練習場...スポーツのする上では最高の環境です。

しかし、活動拠点とは少し距離があって移動が大変でした。

遠い子だと同じ県内であっても2時間半かかる距離。本当にアウェーでの試合といった感じですね。この日は朝の10:00キックオフ、集合は9:00だったので遠い子は何時に起きて、何時に出てきたのかな?と考えてしまいました。前日の練習から考えないとな...と反省です。

公式戦だからこそ成長できることは沢山あります。勝負事ですから勝利を目指すのは当たり前ですし、指導者としても強く求めます。しかし、何が何でも〝勝てば良い〟という訳でもありません。結果と育成の両輪を回していくというのは、本当に難しいことです。

soccermama.

2年後、3年後を考えて...と言っても負けてしまっては意味ないでしょ?と感じる人も多いと思います。しかし、大切なのは勝ってもどんな理由で勝っていて、負けてもどんな理由で負けているのか?を周囲の大人が理解しておくことです。勝ち負けに対して冷静に判断出来るようにしなければいけませんね。

特に成長の個人差のある時期は、どうしても出来ないことが出てきてしまいます。だからと言って〝出来なくても良い〟という訳ではなく向き合わせることも必要ですから、バランスが重要です。

子どもの成長に何が必要なのか?勝敗だけで見えなくなってしまうことがないようにしたいものです。