サッカーのある生活...

育成年代のサッカーに関わる指導者の奮闘記

【社会学的な思考でスポーツを捉える】

少し長くなりますが、自分がやってきたことを少しまとめてみたいと思います。

何かのヒントになれば嬉しく思います。

自分はJFLクラブを離れて指導者としてキャリアをスタートさせた頃、チームを強化していく上で社会学的な思考でマネージメントしていくと強化を図れるのか?という仮説を立ててみました。

もちろん選手として三菱養和サッカースクール、横河武蔵野FC、少しの間ですが海外クラブに身を置き、地方クラブである今越FC(現FC今治)での経験からそのような仮説に行き着いてます。

その後、大学院ではスポーツ社会学について興味を持ち、修士論文社会学的なアプローチで書き上げました。

 

▪️ 社会学とは何なのか?

そもそも社会学とは何なのか?難しく考えるとよく分からなくなってしまいますよね。

簡単に言うと...世の中に起こっている様々なことによって、そこにいる人々にどのような行動変容があったり、思考になっているか...を考える学問です。そこには歴史、文化、教育、経済など密接に関わっています。

 

▪️社会学的なアプローチによるチーム強化

そして自分が興味を持ったのは、〝スポーツ社会学〟です。つまり社会の様々なことでスポーツに関わることがどのように変化してきているのか?または成長してきているのか?を考える学問です。

グランド上での指導はもちろんですが、自分はジュニアチームを任された際に社会学的な思考でチームを強化していきました。

ジュニアでしょ?と軽視する人も多いのですが、どんな偉大なサッカー選手もこのジュニア年代を過ごしています。サッカー選手の技術や戦術だけではない基礎を作る大切な時期です。

そしてジュニア年代の指導ほど難しいものはありません...何故なら周囲に関わることが沢山あるからです。自分はそういった風潮や見方も含めて社会学的な思考でアプローチしていきました。

 

続く